アルバム16
国が民間に委託し運営している施設です。
今回の視察のメインは写真のようなところではなく、施設内にある小児保健クリニックでした。
小児保健部の活動内容は図の通り。
スタッフは医師(小児科、小児耳鼻科、小児精神科、ダウン症)療育相談、保健師、看護師、臨床心理士が配置されており、発達の相談、情緒・行動面の相談、身体的・心身症的な相談についてチームで対応していました。
発達の相談については診察も行うことができ、診断後は各地域の自治体の保健部門や、もっと専門的な総合病院との連携もうまくとれています。
子どもばかりでなくお母さんの心理相談を行っているのも特徴的でした。
また子どもの太りすぎ、やせすぎ対策にも取り組んでいるのと、大学等の実習機関にもなっています。残念ながら子どもの城全体が今の政権の事業仕分け対象となっているとのことですが、クリニックはどうしても残したいとおっしゃっていました。
そう言われてみるとプレイゾーンの方は結構な施設で運営費もばかにならない額だと思います。
しかし、都会の子育ては大変だとお母さん達をみてつくづく感じさせられました。